スポンサーリンク





   著者 : 堀江 貴文
  出版社 : 講談社
  出版日 : 2011年4月18日
 おすすめ : ★★★★☆(amazon評価 4.3)
 ページ数 : 258ページ


 宇宙の歴史について、アポロ計画やスペースシャトルを伝説のように聞いてきた気がする。
曖昧になっていた宇宙開発の歴史、現状、著者の展望などを改めて知るには面白い。
日本のビジネス界では有名になったホリエモンこと堀江貴文氏の1冊。

 ソ連は宇宙ステーションを71年から計画をし、77年にはすでに運用をしていたこと。
日本人最初の宇宙飛行士は、TBSの記者だったこと。
ソ連とアメリカの宇宙技術は、冷戦があったからこそ技術進歩したこと。
国際情勢などを知っていると、話がつながるので興味深い内容です。

 現在の世界の宇宙開発の多くは、国の公共事業で行われている。
しかし最近は、民間企業の宇宙開発が進められている。
実際、NASAは衛星打ち上げや宇宙への資材運搬を民間企業に委託をしている。
アマゾンのジェフ・ベゾズは「ブルーオリジン」という会社を。
テスラモーターCEOのイーロン・マスクは「スペースX」を経営している。

 著者のホリエモンも北海道でロケット打ち上げ実験を行っている。
しかし、まだまだ日本は国のJAXAの独占状態。
国の規制が宇宙開発の邪魔になっている。
宇宙開発を広く民間で取り組めるようになってほしいと思う。



購読ありがとうございました。

もし良ければ下の「いいね!」や「シェア」「お気に入り登録」をお願いします

 

スポンサーリンク