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   著者 : 竹内 一正(たけうち かずまさ)
  出版社 : 朝日新聞社
  出版日 : 2013年12月30日
 おすすめ : ★★★★★(amazon評価 3.8)
 ページ数 : 240ページ


 最近、日本でも話題になるようになったアメリカの電気自動車メーカー「テスラ・モーター」
民間の宇宙開発を行うメーカー「スペースX」 
これらの会社を経営するのが、イーロン・マスク氏だ。

 アップル・コンピューターで世界を変えたスティーブ・ジョブス氏より天才が現れたと言われるほどのイーロン・マスク氏。
彼の目指す目標は、「人類を火星に移住させること」
非現実的でまるで映画の世界のように思うが、彼を知れば知るほど、そのスケールの大きさに惹かれる。 

 様々な口コミやレビューなどから、初めの1冊としてこの書籍を選んだ。
内容は、彼の生い立ちから始まる。
南アフリカで生まれ、わずか12歳でパソコンのソフトウェアを開発。
17歳でカナダへ、その後アメリカへ渡り、大学院を2日で辞めて会社を立ち上げた。
その後、企業売却や立ち上げを繰り返し、のちにテスラ・モーターやスペースXを経営する。

 宇宙開発のスペースXでのロケットの開発の詳細。
ロケットの仕組みや、アメリカ主導だったNASAの現実、スペースXが受注した契約。
アメリカとソ連の宇宙開発競争や、アメリカ政府の宇宙計画などが書かれている。

 電気自動車をテスラ・モーターでは、自動車の構造や、モデルとなったメーカー。
ガソリンエンジン車と電気自動車など環境に対する比較や、電気の充電や供給に関することが書かれている。
巻末には、イーロン・マスク氏の生い立ちが一覧で記載されている。
 
 最近は、アメリカに時速約1200kmの超高速鉄道「ハイパー・ループ」の計画をしている。
この計画にも注目していきたい。



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