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   編集 : 池田 香代子(いけだ かよこ)、マガジンハウス
  出版社 : マガジンハウス
  出版日 : 2002年6月13日
 おすすめ : ★★★★★(amazon評価 4.4)
 ページ数 : 142ページ


 以前に、「世界がもし100人の村だったら」(以下、100人村)という本の内容を教えてもらったことがあった。
世界を知るには、たくさんの情報があり、複雑だと思っていた時のことでした。
その内容は、とてもわかりやすい内容で、シンプルでした。

 今回は同じシリーズの2作目。
まず冒頭には、100人村の元になったと言われている「世界がもし1000人の村だったら」(以下、1000人村)が掲載されている。
もちろん100人村の時より 、具体的な数字になっている。
人によっては複雑に感じてしまい、イメージができない人もいるかもしれない。

 100人村と1000人村の比較がされている。
内容は、世界人口、性愛、人種、宗教、言語、食糧、エネルギー、信仰の自由、戦争などについて。
それぞれ、1000人での詳細が書かれていたり、100人の数字の理由など。 

 後半には、各界の方がそれぞれのテーマについて書いている。
  作家の池澤夏樹氏「平和について」
  政治学者のダグラス・ラミス氏「経済発展の時代は終わった」
  大学教授の大野健一氏「グローバリゼーションは村の自立を助けるのか」
  外科医師の黒崎伸子氏「現実の100人の村で医療援助活動をして」

 この本を読んで、世界って100人で表せるほど、簡単ではないことに気づいた。
たくさんの情報とデータが詰め込まれた1冊になっている。
既に100人村を読んだ方は「世界がもし100人の村だったら 2」を読んでみてくださいね。



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