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   著者 : 乙武 洋匡(おとたけ ひろただ)
  出版社 : 講談社
  出版日 : 1998年10月20日
 おすすめ : ★★★☆☆(amazon評価 3.6)
 ページ数 : 270ページ


 電動車椅子に手足がない男の人が笑顔で振り向いている写真。
出版された時、この表紙が衝撃的だったので、ずっと気になっていた1冊でした。
ある大学の授業で、乙武さんは平気でナンパをするくらい前向きな人だと知ったのが、読むきっかけです。 

 両手両足がなくても、一生懸命に周りの人と一緒に生きる姿に驚きました。
本人の執筆で、生まれた頃から幼稚園、小学校、中学校、高校、大学のことが書かれています。
小さい頃から、しっかり自分自身の意見を持っていて、とてもスマートな人です。
特別な学校ではなく、普通の学校に行かせた両親は素晴らしい判断をされたと思います。

 学生時代、乙武氏は、手足がなくても、バスケットボール部に入部。
はじめは抵抗があったプールも、堂々と飛び込む。
服のセールのために、雪の中お店に向かう。
自分を失わず行動する姿は、私自身も見習わなくてはいけないな、と思いました。

 それと同時に、社会人になった今、懐かしの学生時代の話が読めたのも良かったです。
「この頃自分は何をしていたかな?」なんて考えながら読むことができます。
様々な現場で活躍されている方なので、1度読んでみるのをオススメします。



購読ありがとうございました。

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